出産レポートの続きです
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出産予定日+3日(9/21・金曜)の続き
〜病院での攻防〜
7:30 病院到着
↓↓↓「陣痛きたかも」アプリ。下から上に見ます
LDR室へ向かう途中、歩けなくなる程の陣痛が2回
助産師さんの前腕をこれでもかと握る
内診の結果「子宮口8cmだね。もう生まれるよ。ただ赤ちゃんの向きが整ってないから整ってから頑張るよ。」
陣痛きたらゆっくり呼吸と指示されるが、無理
痛いのにゆっくり呼吸なんぞしてられない
「もう無理」とこぼすと「大丈夫だよ〜」と軽くあしらわれる
旦那さん入室
陣痛がきたら深呼吸をした後大きく吸ってからいきむこと繰り返す
旦那さんの手をこれでもかと握りつついきむ
旦那さんの手をもぐ勢いで…
いきみ中旦那さんがチラチラ見てくる
なんで見るんだろう。変な顔してるからかな。
と冷静な思考を保ちつつ、いやいや知るかそんなこと!といきみに集中する
(後日旦那さんに聞くと、私と一緒にいきんでいたので、いきむのをやめるタイミングを見ていたらしいです)
陣痛がきてから深呼吸する時がしんどい
いきむときは楽
一回の陣痛で3回深呼吸といきみを繰り返すよう言われるが3回目は体力が続かず2回がいいと懇願
分娩が終盤になると3回以上勝手にいきむようになる
赤子の頭が見えてきたあたりでドクター登場
お股に何かが挟まる感覚がわかる
助産師さんが一言「髪の毛フサフサ」
ちょっと和む
「赤ちゃん出やすいように切りますよ。」
これが噂の会陰切開!?
と思いながらも、切ったら終わるという思いが先行し即承諾
いきみながら2.3回躊躇なく切られ、直後に頭がドゥルンと出る
いきまずにハッハッハーとの呼吸指示があるが、赤子の体がまだ挟まっているのが痛くていきむ
8:24 赤子誕生
努力して力を抜いていると体が出てくる
軽く産声をあげ、2488g、46cmの我が子がこの世に産み落とされる
男の子
メガネがないのでぼんやりとした我が子とご対面(私の視力は0.04)
手はぬるぬるで、足は紫
赤子誕生の瞬間、私の想像ではマリア像みたいに愛溢れる感情に見舞われたり、感動で泣いたりする予定だった
しかし実際は
「生まれた…」「出た…」「終わった…」
という感じ
涙は一滴も出なかった
そして旦那さんも泣いてなかった…
後処理
赤子を出した後は胎盤を出す試練
私の場合中々出てこなかったようで、子宮をグリグリされる
痛くてのけ反るが力入れないでと言われる。鬼。
いつのまにか胎盤が出たようで、その後はお待ちかねの会陰縫合
麻酔をされてからチクチク縫い縫い
これが地味に痛い。これまたのけ反りながら&「痛い!」と訴えながら…
この時のドクターが軽い人で、
「あとちょっとで終わるからね〜とか言ってごまかしてみたり…笑」
「本当はあと5分くらいかかるよ 笑」
「見えないように丁寧に縫ってるから少し時間かかるよ〜 笑」
みたいな…語尾に“笑”がついてる感じ
というか見えないようにってなんだよ!元々見えないし、見ないよ!いいからさっさとやってくれ!
と心の中で悪態をつきながら耐える
早期接触
後処理が終わり、早期接触とのことで2時間ほど赤子と同室で過ごす
我が子を連れてくるときに助産師さんが一言「全てがパパに似てるよ」
改めてご対面し、抱かせてもらう
もうヌルヌルはしていない
確かに旦那さんに似ている
主に目が…鼻も??口は薄めな気もする
マリア像のような愛情溢れる感じはまだない
もぞもぞしてるな〜小さいな〜生まれたんだな〜
1時間ほどして低出生体重児のため少し早めに新生児室に連れていきたいとのことでお別れする
子宮の戻りを見るのに「お腹のマッサージしますね」と言われてお腹を押される
痛い。それは決してマッサージではない。鬼。
血がドバドバ出て、子宮の戻りが悪いようでLDR室にいる時間を延長。
理由がよくわからないけど、どさくさに紛れて導尿することになり、カテーテル挿入される。
痛い。鬼。
分娩終わったのにいつまで痛い思いを味あわせるんだ〜と悪態(もちろん心の中で)
落ち着いたらトイレに連れて行かれる。
動悸あり。体力消耗を感じる。
なんとか動けるのでそのまま入院の大部屋に移動。
ここまでで11:30位
昼食は起き上がると動悸が酷くてあまり食べられず
夕飯は会陰切開の傷が痛くて座ってられずにあまり食べられず
ベッド上で食べられるように旦那さんにパンを買ってきてもらい美味しくいただく
この日は母子別室のためゆっくりと休む
こうして私の妊娠生活はフィナーレを迎えた
*続きます*