妊娠6M〜7M頃から胎児が小さめと言われ続けてきました。
胎児の発育は人それぞれではありますが、それでもある程度の平均値はあるわけで、そこから比較して小さい、大きいと言われると多少なりとも気になりますよね。
今回は胎児の発育が「小さい」と言われる原因や対策をまとめたいと思います。
胎児の発育はどうやってわかるの?
妊婦検診の時にドクターがエコーの画像を見ながら、頭囲・腹囲・大腿骨長の長さを測っているかと思います。
計測されたそれぞれの長さを、とある計算式に当てはめると推定体重が出され、胎児発育曲線に当てはめて発育の確認をします。
ちなみにそれぞれの大きさを計測した際に、画面に○w○dと妊娠何週相当かの数値が出てきますが、これは妊娠週数が不確定の場合に参考にする数値であって、実際の妊娠週数よりどれくらい遅れているかを見るためのものではないようです。
胎児が小さい
原因
胎児の染色体異常や先天性奇形
妊娠初期から発育に気になるところが見られることが多いかと思います。
この場合は妊婦健診で気になるところがあればドクターから説明があったり、精査を勧められます。
飲酒・喫煙
アルコールやニコチンにより胎児に十分な酸素や栄養が行き渡らなくなることが多いようです。
過度なダイエット
妊娠中は体重管理をしなければいけなかったり、急激な体型の変化が伴います。
そのために必要な栄養を摂取しなかったりすると、胎児に送られる栄養も制限されてしまい、発育に影響が出る可能性があります。
妊娠高血圧病などの疾患
血液の流れが悪くなり、胎児に酸素や栄養が十分に届けられなくなるようです。
胎盤・臍帯等の機能異常
胎児に直接酸素や栄養を送っている重要部位です。
胎盤・臍帯が十分に胎児に酸素や栄養を送ることができない状態だと低酸素・低栄養状態となり、胎児の発育に影響が出ます。
超音波検査でわかることもあれば、出産後に実際の胎盤や臍帯等を見てわかるということもあるようです。
遺伝的要因
親のどちらかが小柄であったりすると胎児も小さめで発育するということもゼロではないようです。
誤差
実際の胎児の体重を計るわけではなく、画像上で体の大きさを計測して、コンピューターで計算されて出てくるので、画像の見え方、計測の仕方によって多少の誤差が出てきます。
約±10%程度は誤差の範囲内とされています。(例えば2000gの場合1800g〜2200g)
対策
禁酒・禁煙
妊娠前に飲酒・喫煙をしていても、妊娠を機にやめることができれば胎児の発育への影響を最小限にすることができます。
栄養バランスの良い食事
胎児が小さいと言われると、一生懸命食べて大きくしようと思う方もいるかもしれません。
しかし過剰にカロリーを摂取するとただ母体に脂肪がついたり、妊娠糖尿病になるリスクがあります。
そうなると結局胎児に送られる栄養は不十分になってしまう可能性があるので、量より質を考えた食事を取ることが大切です。
体の血流をよくするために横になる
胎児が発育するのに必要な酸素や栄養を送るには十分な血液、血流が必要になります。
起き上がっていたり、動いている時よりも、横になっている時の方が、血液の流れがよくなります。
そのため積極的に横になる時間を取ることが良いとされています。
私の場合、考えられることは
胎児側の問題となるようなこと(染色体異常や奇形など)や胎盤・臍帯の異常はは今までの健診では言われていません。
生まれてからわかるものもあると思うので、一概には言えませんが、可能性は低いのかなと思います。
飲酒・喫煙もしていないし、低血圧だし…
過度なダイエットは…妊娠初期の悪阻で体重10kg落ちたのがそれに当てはまるのであれば心当たりはありますが、以前の健診で影響は0でもないし100でもないと言われています。
後は私も旦那さんも2350gとか2400gで生まれているので、遺伝的要因や計測の誤差が今のところ可能性として大きいのかなと考えています。
色々と書いてきましたが、最後に…
この間の健診(10M/38w)で仕入れたドクターのありがたいお言葉によると、
胎児の発育にとって一番影響を与えるのは妊娠週数。たとえ推定体重が軽くても妊娠週数が長い方が成熟しているとのことです。
特に37w以降の正期産に入っていれば機能的に成熟しているといえるようです。
無事に正期産に入っているのでちょっと安心しております。
コメントを残す